2020年11月25日、26日で山梨県の本栖湖の畔にある『浩庵キャンプ場』でデュオキャンプしてきました。
『浩庵キャンプ場』といえば富士山と本栖湖の絶景が目の前に広がる湖畔サイトのイメージが強いですが、
2週間前に行ったキャンプで秋の林間サイトの雰囲気の虜になったため、今回は林間サイト狙い!
林間サイトからも富士山、本栖湖が見えますからね!
さすが人気キャンプ場
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到着は午後2時前頃。
一度サイトの空き状況を見させてもらうため徒歩にて場内を探索。
平日ど真ん中の水曜だし、いい場所空いてるだろうと安易に考えてのんびりと来ましたが甘かった。
『林間サイト狙いだったけど湖の見えるいいポイントが空いていない、、、
思いのほか混んでる、、、』
しかも前に来た時と少し利用方法が変わっていて、林間サイトへの車の乗り入れがNGとなっていました。
結局、狙っていた林間サイトは諦めました。
聞いたところによると『浩庵キャンプ場』は予約不可のため、夜中から並ぶ方もいるらしいです。
『浩庵キャンプ場』の人気っぷり恐るべし。
ゆるキャン△ブーム、キャンプブームはとどまる所を知らないですね。
設営場所
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林間サイトを諦め、次なる設営場所を求め移動。
湖畔サイトの下り坂をおりた真正面のいいポイントが空いていましたが、秋っぽさを感じたかったのでそこもスルーして奥の方へグングン進む。
すると少し上ったところにまた林間サイトが見えてきました。
紅葉は見ごろが過ぎてしまっていましたが、落ち葉と木々の雰囲気がとてもいい。
でも肝心の富士山が見えない、、、
悩みに悩んだ結果、その少し下にちょうど1組分が設営できるスペースがあったのでそこを設営地としました。
ここなら本栖湖、富士山が見え、後ろにはすすき等があって秋らしさも感じられる。
設営場所のメリット・デメリット
メリット
・富士山、本栖湖を一望できる
・後方にすすきや木があり雰囲気◎
・1組しか設営できないスペースのため、プライベート感が保てる
デメリット
・トイレ、炊事場までが遠い(徒歩6分)
サイトレイアウト
使用したテント
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今回使用したテントは前々回のキャンプでも使用した、テントマークデザインの名作『サーカスTC』
設営のしやすさ、使いやすさ、共に抜群!
スカートが付いているから隙間風が入りにくく寒い時期も安心。
本当にコスパのいいテントです!!
迷ったときは『サーカスTC』にしてしまいがち。
また、オプションが豊富にあり様々なスタイルに対応可能です。
私はオプション1つも持っていません(笑)
テント内
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テント内はコット(ベッドみたいなもの)を2つ入れここを寝床としました。
地面が斜めだったので、頭側が下がらないようにその辺も考慮してコットの位置を決めました。
奥に木箱、ゴミ箱
センターポール付近にフジカストーブ(灯油ストーブ)、ピクニックバスケットを配置。
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出入口左側にはクーラーボックス、テーブルの上にシングルバーナーを置いたコンロスペース。
クーラーボックスは日のあたらない一番奥に配置しようかと考えましたが、その都度食材を取りに奥まで行くのが面倒と思い、近い出入口付近に配置。
外は冷える時期だし大丈夫だろうと楽観的な考えです。
焚き火周り
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焚き火周辺は最近いつも同じ。
焚き火台とテーブルを中心に、椅子、ファイヤーハンガー、キンドリングクラッカー、薪などを配置。
ジャグが変な方向いてるのは気にしない気にしない(笑)
いつもメインランタンとして使用しているヴェイパラックスM320はサンゾクマウンテンのショックに掛けています。
ショックの短い方には、テーブル上を照らすようにゴールゼロのライトハウスマイクロを掛けてみました。
ライトハウスマイクロ、今回のキャンプで初めて使用してみましたが、照らしてみるとやっぱりLED。
灯油やガソリンランタンのような温かさがなく私の好きな雰囲気ではなかったので、料理する時だけ手元を照らすのに使いました。
でもとにかくコンパクトで明るく、コスパがいい。
かなり使いやすいLEDライトです。
焚き火スタート
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設営完了後、早速焚き火開始。
今回はファイヤースターターで着火しましたよ。
1泊2日のキャンプ中、起きている間はずっと焚き火をするつもりで薪は60キロ程持ってきました。
薪割りはキンクラで効率化
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薪割りは意外と重労働。
斧や鉈、ナイフを使った薪割りも楽しいのですが、数が多くなるとそれもなかなか大変に。
キンドリングクラッカー、略して『キンクラ』は薪をセッティングしてハンマーで叩くだけで、いとも簡単に薪割りができちゃいます。
これなら大量の薪でもサクサク薪割りができます。
最近はキンクラをフル活用です。
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焚き火テクニック
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焚き火で薪が水分を含んでいてなんか燃えづらいってときがありますよね?
そんな時は焚き火台の近くに薪を置くことで、焚き火の熱で薪を暖め乾燥させます。
私はペトロマックスのアタゴという焚き火台を使用していますが、いつもアタゴの周りに薪を並べています。
これやるだけで薪の燃え方が全然違います!
火と近すぎて時々周りの薪が燃えてるなんてこともありますが(笑)
焚き火で夕飯
下準備
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今回のキャンプ飯は『すき焼き』
食材は春菊・人参・椎茸・えのき・長ネギ・焼き豆腐・牛ロース
食材を切って準備完了!!
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肉は楽天ふるさと納税でお得にGETしたお肉です。
4等級以上の未経産牡牛のみを厳選した近江牛肩ロース500g
近江牛といえば日本三大和牛ですから期待度MAXです。
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普通に買ったらいくらするんだろ?
焼き
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今回はタークの鉄フライパンですき焼きを作りました。
若干浅く感じるかもしれませんが十分できます。
タークはクラシックフライパンの26㎝
2人で使用するのにちょうどいいサイズです。
今回のすき焼きにもちょうどいい。
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タークは焚き火で使いたくなる不思議な魅力を持ってるんですよねー
使い込むほどに成長し愛着が沸く、一生モノのフライパン!
まず見た目が武骨でカッコいいですからね!
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焚き火料理を楽しみたい方に特におすすめです!
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同じくタークで、『クラシックグリルパン』という両側に取っ手のあるタイプがあります。
こちらの方が深さがあるので、フライパンタイプよりもすき焼きがやりやすそう。
パエリアなんかもいいですね。
さらに取っ手が短いからオーブンに入れることができて、グラタンとかパイ料理も作れます。
出来た料理をそのままテーブルの上に置くだけで絵になります。
食す
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待ちに待った実食の時。
お肉を玉子に絡めていただきます。
柔らかい食感
しつこさがなく甘い脂
おいしーー!!
500gはあっという間になくなりました。
もちろんご飯も炊いてありますよー
食後はしっぽり焚き火
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お腹が満たされ幸せ
そして食後も幸せタイム継続です。
のんび~り過ごす焚き火の時間。
満腹状態で焚き火に癒されウトウト、
いつもより早く眠気が、
この時間も心地いい。
この日はそこまで冷え込むことがなかったのでダウンを着ることなく焚き火で温まりました。
テント内は予め着けておいたフジカストーブであったか空間。
翌日の本栖湖の日の出時間を調べ、目覚ましをセットして就寝しました。
2日目 テントから出ると絶景
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寝坊することなく起床しました。
テントの外を出ると目の前には絶景。
雲一つない青空、雄大な富士山、湖面にうっすらとゆらゆら写る景色、
思わず見入ってしまいます。
それに加えて澄んだ冷たい空気が体を目覚めさせます。
それにしても気持ち良すぎる朝
最高の目覚めです。
日の出の瞬間を見逃さないようスタンバイ。
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日の出の瞬間、
湖面に光が反射して一本の光の筋。
まばゆい朝日とはこのことですね。
太陽に照らされグングン温かくなってきます。
朝露で湿ったテントから蒸気がゆらゆら。
体もぽかぽか。
気持ちのいい温かさです。
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元気玉!!
数年前の初日の出の時もこれやりました(笑)
焚き火で朝食
まず焚き火
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太陽が出たとはいえまだ朝は冷えます。
さっそく焚き火で暖を取ります。
キンと冷える朝にする焚き火もたまらなくいいですよね。
朝食準備
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朝食はマロンパン・オムレツ・サラダ
朝食も焚き火をつかって作っていきます。
食材を準備している間にタークを十分熱しておきます。
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溶いた玉子に豆乳、マヨネーズを入れ混ぜ混ぜ。
フライパンにバターを投入し、溶けたところで玉子を流し込みます。
フツフツいい音。
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ターナーで形を整えてオムレツの完成!
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同時進行でパンもトーストしておきます。
フジカストーブの上に網をのせてそこで焼きました。
石油ストーブを使っている方はこの網あるとけっこう便利です。
ストーブの上に置くだけでパンやお餅が焼けますよ!
焼き面積が大きいから一度にたくさん焼けるのが便利!
フジカストーブで料理がしたい方必見!!
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フジカストーブはそのままでも料理に使えまが、ゴトクがあるとさらに便利。
そんな思いが伝わっていたのか、ストーブの天板にジャストフィットするゴトクが存在します。
それがキャプテンスタッグの七輪用ゴトク。
料理する時はストーブの天板を外し、ゴトクをセットして使います。
フジカストーブユーザーなら併せて揃えておきたい要チェックアイテムです。
朝食完成
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皿にオムレツとサラダを盛りつけ、
パンは焼き網のままテーブルに置いて、
マグカップにコーヒーを注ぎ完成。
薪を鍋敷きとして使用。
プチテクニック(笑)
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パンは栗の甘味があってそのままでも美味しく、
トーストしたことでサクッと食感もいい。
オムレツをのせて味変させてまた美味しい。
絶景を目の前にしてとる朝食、なんて贅沢な朝なんでしょう。
ちなみにパンは買ってきたものです。
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朝から快晴が続き、富士山が丸見え。
日が昇ってポカポカ温かくなってきてきました。
朝食を済ませてまったり焚き火で過ごします。
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グランマーコッパーケトル
焚き火にかけ使用するたび少しずつ味が出てきました。
キャンプを重ねるごとに成長を感じます。
熱伝導率の高い銅でできていて、さらに底が広いため思った以上に早くお湯が湧きます。
使い方で見た目の変化が異なり、育てる楽しみも感じられるケトル。
私は焚き火でガンガン使っていくつもりです。
昼飯は超手抜き料理
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お昼ご飯は「カレー&ナン」
すでにできているナンと、レトルトカレーを使った超手抜き料理。
全部手の込んだ料理だと大変なので、こういった料理も必要です。
焚き火で熱したタークにナンを置いて焼いていきます。
タークさん大活躍。
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カレーはレトルトを湯煎してシェラカップに出しただけ。
3種類用意し、たまたま信号機カラーになりました。
『スーパーのナンとレトルトで手抜き!シェラカップ信号機カレー』ですかね(笑)
手抜き料理で見た目も楽しめて美味しい。
楽するのも大事!!
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ナンをちぎってカレーに浸す。
スーパーのナン侮れない美味しさ。
ライスもいいけどナンもいい。
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カレーを食べながら、厚切りのタンも焼きました。
焼いたタンはそのまま食べる、
ナンでくるんで食べる、
ナンでくるんでカレーにつけて食べる、
いろんな食べ方を楽しみました。
チェックアウト
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あれだけ見えていた富士山もいつの間にか雲の中に隠れていました。
浩庵キャンプ場は通常チェックアウト時間が10:00
ですが、追加料金の支払いで午後5:00まで延長することができます。
キャンプの時はできるだけゆっくりしていきたいので、いつもレイトチェックアウトを利用しています。
灰の処理について
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焚き火や薪ストーブで出た灰について
キャンプ場によっては捨てられるところもありますが、浩庵キャンプ場には灰捨て場がありません。
そのため焚き火や薪ストーブで出た灰は各自で責任をもって持ち帰らなくてはいけません。
そこで持っていると便利なのが『火消し壺』
壺にフタをすることで空気が遮断されるため、火のついた炭や灰でもそのまま放置しておけば消火できます。
時間が経てば壺の熱も冷めるため、火消し壺の中に灰を入れたまま持ち帰っています。
今回は十能(灰をすくうスコップ)を忘れたため、シェラカップで代用。
簡単に灰をすくうことができました。
シェラカップ万能です!
この火消し壺、灰を入れるだけでなく、一度使用してまだ使える炭を再利用するのにも使えるので1つ持っておくと重宝します。
まとめ
![](https://tomoyaaan-blog.com/wp-content/uploads/2020/11/515A6027.jpg)
今回は当初狙っていた林間サイトに設営はできませんでしたが、
プライベート感が保たれ秋を感じられるナイスな場所に設営することができたので結果オーライ。
浩庵キャンプ場から見える景色は壮観。
こんな最高のロケーションでキャンプができることに幸せを感じ、いつか湖畔キャンプしながらカヌーを楽しみたいなと妄想が膨らみました。
今回の記事内で登場した道具たちは過去の記事で紹介しています。
興味があればご覧になってみてください。
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