焚き火道具

焚き火台「ペトロマックス(Petromax)/アタゴ(Atago) 」が多機能でよく燃える

キャンプといえば『焚き火』。
焚き火には様々な効果があり、明かりを灯す、温かさを与えてくれる、料理をする、そして眺めているだけで気持ちが和むなど、キャンプにはなくてはならない存在です。
私はいつもキャンプでは焚き火の時間が楽しみでなりません。

そんな焚き火ですが、キャンプ場では直火(地面で直接焚き火をすること)を禁止しているところが多く、その場合は焚き火台が必要になります。
しかし、焚き火台は各メーカーが出していて種類がたくさんあり、どれにしたらいいのか迷ってしまいますよね。

今回は私が使用しているおすすめの焚き火台、『ペトロマックスのアタゴ(Petromax/Atago)』を紹介します。

 目次【本記事の内容】

1.ペトロマックス・アタゴとは
2.規格・サイズ
3.とにかくよく燃える!!
4.空気の入る量を調整できる
5.ダッチオーブン料理との相性がいい
6.バーベキューもお手の物
7.設定も収納もワンアクション!
 7-1.設定方法
 7-2.収納方法
8.収納バッグで搬送楽々
9.私のスタッキング術
10.まとめ

ペトロマックス・アタゴとは

ペトロマックスは、1910年にドイツで創業された灯油ランタンの老舗ブランド。
そのペトロマックス社の焚き火台が『アタゴ(Atago)』。

アタゴは焚き火、ダッチオーブン料理、バーベキューが出来る万能な焚き火台です。

規格・サイズ

使用サイズ φ 42㎝ × 高さ28㎝
収納サイズ φ 42㎝ × 高さ15㎝
重量 6.1㎏
材質 ステンレス

ここまではペトロマックスを取り扱うメーカーのHPにも記載されています。

その他の部分も計測してみました。

薪を入れる筒の大きさ 約32cm

筒の中の高さ 約15.4cm

設定した時の地面からの距離 約6.7cm

とにかくよく燃える!!

アタゴで焚き火をするとまず思うのが、本当によく燃えること。
これだけの火力を出すには構造に秘密があります。

【よく燃える秘密】
  • 筒状に覆われているため、風の影響を受けない
  • 通気口があり燃焼効率がいい

これだけよく燃えると焚き火がより楽しくなりますよ。
よく燃えることで燃えカスもかなり少なく、後片付けも簡単というメリットも。

空気の入る量を調整できる

アタゴの外側には空気の入る量を調整するためのレバーが付いています。

レバーは折りたたまれています。

レバーを起こします。

このレバーを左右にスライドすることで空気の入る量を調整することが可能です。

180度反対側にも調整レバーがあります。
こちらのレバーは折れている形状。

アタゴ内側

上の写真は空気調整レバーで空気穴を閉じている状態。

これが全開の状態。

このように微妙に開くなどの調整もできます。

これがアタゴの燃焼効率の良さの理由の1つなのかもしれません。

ダッチオーブン料理との相性がいい

ダッチオーブンとドッキング

他の焚き火台でもダッチオーブン料理はできますが、このアタゴは特に相性がいいです。

その理由はダッチオーブンがすっぽりと焚き火台の中に入るから。
これにより効率よくダッチオーブンを熱することができ、料理もおいしく出来上がります。

写真はSOTO(新富士バーナー)のステンレスダッチオーブン10インチ。
これがすっぽりと入ります。

この絵だけでもカッコよくないですか!?

アタゴとダッチオーブンで焼いたアップルパイ。

美味しそうに焼き上げることができました。

バーベキューもお手の物

付属のロストル

このアタゴ付属のロストルを使用することでバーベキューも可能。

ロストルを装着

空気の調整で火力調整ができてバーベキューもやりやすそうです。

ロストルはとても頑丈。
ステンレスダッチオーブンを載せてもびくともしません。

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