テント

サーカスTC DX HUNTER 試し張り(2020年限定コラボモデル)

テントマークデザインの名作テント「サーカスTC」
ポリエステルとコットンの混紡生地で夏は涼しく、冬は暖かい。
簡単設営で使いやすく、私もよくキャンプで使用しています。

その大人気テント、サーカスTCシリーズに新作が!!

「tent-Mark DESIGNS」×「OUTDOOR SHOP DECEMBER」のコラボモデル
サーカスTC DX HUNTER

これには思わず飛びついてしまいました。

名前の通り「サーカスTC DX」をベースに作られているモデルになります。
さっそく試し張りをしてきたので今回は『サーカスTC DX HUNTER』の設営方法などさくっと紹介していきます。

収納ケースから特別感

まず特徴的な濃いブラウンカラー。
収納ケースはテント生地と同色になっています。

中央には「tent-Mark DESIGNS」のロゴ。
ファスナーはダブルファスナーでオレンジ色のコードがついているので、掴みやすく開閉しやすくなっています。

反対側の中央には「december」のロゴ。
さすがコラボレーションモデル。
テント設営前から特別感を与えてくれます。

内容物

・テント本体
・ポール×2
・ペグ×16(本体用)
・ペグ×1(設営ガイド用)
・設営用ガイドセット×1
・張綱×5
・張綱×1(入り口張り上げ用)
・収納ケース
・取扱説明書

DXシリーズはメインポールとは別に、入り口を張り上げるためのポールがさらに1本付属しているため、ポールが2本となっています。

張り綱は黒色、自在は赤色

設営方法

①設営用ガイドセットを地面にセット

①五角形のガイドを地面に広げる
②その中心にガイドテープのグロメットを合わせる
③中心にペグを刺す(ガイドとテープを刺す)

この五角形の布はテントと同じ形のため、ここで2カ所ある出入り口の位置をイメージして向きを決めます。
キャンプの時はこの段階でサイト設営のイメージを組み立てておきます。

ガイドに使用するペグには赤色のシールが貼ってあります。
このペグだけ若干形状が異なります。

②ペグを5箇所打つ

五角形のガイドの角にテープが重なるように合わせ、その位置でテープをピンと張ります。
この位置にペグを打ちます。
このペグ打ちした位置でテントがシワなくピーンと張れるか決まるので、しっかりと五角形のガイドの角にテープを合わせましょう。
同じ要領で計5箇所打ち込んでいきます。

ペグを打ち込む際は、テープ端末のループに通します。
おおよその位置が分かれば必ずしもループにペグを通さなくても大丈夫です。

③ベンチレーターをセット

テントの頂点部分のベンチレーターをセットします。

マジックテープなので簡単にセットできます。
ベンチレーターはこの反対側にもあり、計2箇所。

④テントのナイロンテープをペグに引っ掛ける

テントの5つの角にあるナイロンテープを、打ち込んだペグにそれぞれ掛けます。
その時ナイロンテープは最大に伸ばした状態でセットします。

5箇所全てセット完了。
五角形が出来上がります。

⑤本体を立ち上げる

ポールは2本あり、長い方がメインポール、短い方が入り口の跳ね上げに使用します。

・スチール製 φ32㎜×2,800㎜
・スチール製 φ22㎜×2,000㎜

テントを立ち上げるので長い方のメインポールを使います。

メインポールには上と下があり、ランタンハンガーが付いている方が上側になります。

テントの頂点部分には黒のガイドがあるので、ポールがその中心に当たるようにしてテントを立ち上げます。

立ち上げ完了。
テントの形が出来上がってきました。
この状態ではまだダルダルの状態です。

この状態でテントが綺麗に張れるかある程度分かるので、少したるみが出そうであれば私はこの段階でペグの位置を若干調整するようにしています。

ベルトを締め付ける

ペグに掛けてある5箇所のベルトをそれぞれ締め付けます。

立ち上げた時よりだいぶテントに張りが出ました。

張綱を張る

開封時は張綱がセットされていないため、自分で綱を結ぶ必要があります。

私はこの2箇所にそれぞれ「もやい結び」をしました。

ペグを打ち張綱を張り込みます。
最後にテントを一周してたるみ、ゆがみ等をチェックして異常が無ければ設営完了。

必要があれば角と角の間にあるゴムリングもペグダウンします。
ここをペグで固定すると風の侵入や、風でスカート部分がバサバサなるのを軽減できます。

入り口を跳ね上げる

付属の短いポールを使って入り口を跳ね上げます。
跳ね上げるとテント内が一段と広くなります。
さらに片方の入り口にはサイドフラップが付いているので、雨の吹込みを軽減できます。

実際私もサーカスTCを使っていて、雨天時に雨がテント内に入り込んでしまうのでそこが不便に思っていました。
しかし、このサイドフラップによりそれが改善されています。

サイドフラップを跳ね上げる

ポールをもう1本使用することでサイドフラップを跳ね上げることができます。
屋根の面積が広がりこれならタープいらず。

設営が簡単なうえにタープいらずとはありがたい。
このサイドフラップがかなり優秀ですね。

このポールは付属していないため購入する必要があります。
この写真で使用しているポールは長さ2,400㎜

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さらにもう1枚幕をまくり上げて、開放的な空間に。

もう片方の入り口を開放すると風がよく通ります。
それにしても特徴的なこの濃いカラーがかっこいいですね。
色が濃いせいか、サンドカラーよりも遮光性が高いように感じました。

ロゴはよりシンプルに

2箇所ある入り口部分に「tent-Mark DESIGNS」「OUTDOOR SHOP DECEMBER」2つのロゴ。
サーカスTCやサーカスTC DXよりもロゴが小さく端にプリントされていて目立たないため、全体的によりシンプルなデザインになった印象。

ベンチレーション

テントのテッペン付近には2つのベンチレーション。
この辺りはサーカスシリーズとの違いはありません。

ダブルジッパーで薪ストINも可能

2つの入り口のファスナーはダブルジッパーになっているので、薪ストーブを中に入れてファスナーの隙間から煙突を出すことができます。
この点も他のモデルとの違いありません。

メーカーとしてはテント内での火気の使用は禁止しているため、薪ストーブを使う場合はあくまで自己責任となります。

オプションで居住スペース拡張

サーカスTC DX HUNTER 専用の窓付き『フロントフラップ』があれば、テントを拡張することができ、居住スペースが広がります。

注意点
フロントフラップは完全に風や雨を遮ることはできないようです。オンラインサイトの商品ページに、強風時には雨や風が隙間からテント内に入り込む可能性があるとの記載がありました。

口コミを調べてみると、それなりに風がある時は隙間から入ったりバタバタするなどの意見が見られました。
この辺りは何か対策することで改善できるんですかね?

フロントフラップ【HUNTER】

まとめ

『サーカスTC DX HUNTER』は1人、2人にちょうどいいサイズ。
サイドフラップを跳ね上げることでタープいらず。
その分設営の負担も減り、かなり使いやすいテント。
DXシリーズ、ワンポールテントの中でもかなりおすすめです。

そして一番の特徴は2020年限定「tent-Mark DESIGNS」×「OUTDOOR SHOP DECEMBER」のコラボレーションモデルという特別感。
濃い茶色が特徴的でビジュアルがかっこいいですよね。
2020年限定とのことですが、現在まだ楽天の方に在庫があるようです。
気になった方はぜひチェックしてみてください。

サーカスTC DX HUNTER

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