今回はキャンパーから大人気のアウトドアブランド、snow peak(スノーピーク)の『フラットバーナー』を紹介します。
『フラットバーナー』はガスボンベのOD缶を燃料とした分離型のシングルバーナーで、特徴は下記の通り。
組立・分解が簡単
価格が高めなスノーピーク商品の中でもコスパがいい
ゴトクが広く安定感があり使いやすい
これはなかなかいいですよ!!
シンプル・イズ・ベスト
スノーピークのアイテムと言えば洗練されたデザインでカッコよく、高品質なものばかりです。
フラットバーナーを見てまず始めに思うのが『シンプル』だということ。
無駄なものを排除したシンプルデザイン。
それでいて高品質。カッコいいです。
結局こういったシンプルな物が長く使われ続ける道具だったりしますよね。
組み立て方
①トッププレートを準備
②足を取り付ける
③バーナーヘッドをセット
④ゴトクをセット
⑤OD缶をセット
以上でセッティング完了。
構造がシンプルだから組立もかなり簡単です!
簡単操作
点火から火力調整はこの部分で行います。
操作は簡単。
白色の部分が点火スイッチ(イグナイタ)。
ダイアルをプラス側に回せば火が強くなり、マイナス側に回せば火が小さくなります。
3,000kcal/hの火力
フラットバーナーの出力は3,000kcal/h
一般家庭のガスコンロが3,610kcal/hなので、それより少し弱め。
私がいつもキャンプに持っていくシングルバーナー、
SOTOのレギュレーターストーブ「ST-310」の火力が2,510kcal/h
今までこの火力に不便を感じたことはないのでフラットバーナーの火力は十分だと思います。
とは言え料理にこだわりたい方、高火力を求める方には少し物足りないと感じるのかもしれませんが。
連続使用によりボンベ内が冷えたり、低温環境でボンベが冷えることにより内圧が低下し、液がうまく気化しづらくなります。
これによって火がつかなかったり火力が安定しなかったりという現象が現れます。
これがドロップダウン現象というやつです。
低温環境で使いたい方は
同じようなサイズで寒さに強いガスバーナーが欲しいのであれば、スノーピークの『プレートバーナー』がおすすめです。
こちらはボンベを逆さにして使用する「液出し」という方法で、寒さに強いと言われています。
ゴトクの安定感◎
ゴトクが小さいと鍋などをのせた時に不安定になり料理がやりづらかったり、サイズによってはそもそものらないなんてことも。
フラットバーナーのゴトクは広くフラット形状なので、ダッチオーブンなど大きな鍋を載せても安定感があります。
しかし、取扱説明書によると下記のように記載されています。
・対応鍋径23㎝以下、5ℓ以下
・ダッチオーブン使用不可
ゴトク左右2箇所に出っ張りがあり、その間の距離を測定してみると約23㎝でした。
「対応鍋が径23㎝以下」に関しては、この2箇所の出っ張りに干渉することなく鍋を置けるサイズが23㎝以下ということだと思います。
「ダッチオーブン不可」、「5ℓ以下」は耐荷重の問題?
重い物を載せると脚の結合部が損傷する可能性があるということなんでしょうかね。
一応、SOTOのステンレスダッチオーブン10インチは問題なく使用できました。
耐風性◎
バナーヘッドが突出していないので通常より風の影響を受けにくく、耐風性があります。
横から見ると分かりやすいですね。
こうやって見ると本当にスッキリとした作りです。
脚のゴムが地味にいい
脚が部分的にゴムで保護されていることにより、滑り止め効果とテーブルの傷つき防止になります。
意外とテーブルの上は滑りやすかったりするので、滑り防止があることで安心して使えます。
簡単に分解できる
シンプル構造で分解が簡単、隅々までお掃除可能となっています。
バーナーは調理中に油が飛んだり、汁が吹きこぼれたり、使用していると必ず汚れてくるため、お手入れしやすいのは嬉しいポイントです。
コンパクトに収納
このように綺麗にまとめることが出来ます。
このサイズ感にしては薄く収納できます。
専用の収納袋も付属しています。
内側には小さなポケットが付いていて、ボンベを吊るすために使用する「器具栓ホルダー」が入るようになっています。
IGTにセット可能
シンプルでスタイリッシュなテーブル『IGTスリム』
家の中でも使えるほど洗練されたデザインでおしゃれ感漂っています。
インドア、アウトドアで使えて一石二鳥。
IGTスリムにセットするとテーブルとバーナーが名前通りフラットになります。
見た目がすっきりするのはもちろん、使いやすさもGood!!
写真はテーブル中央にセットしていますが左右にもセット可能で、2バーナーとして使用することもできます。
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テーブルの天板として使用できる『リッドトレーハーフユニット』。
ステンレス製のため、これを使うと更に使い勝手アップ!!
器具栓ホルダーの使い方
フラットバーナーをIGTスリムにセットして使用する場合、そのままではガス缶が宙ぶらりんに。
そこで『器具栓ホルダー』を使用して、ガス管を引っ掛けられるようにします。
まず、ゴトク付近の穴に『器具栓ホルダー』を差し込みます。
するとガス管を引っ掛けられるようになり、見た目がすっきり!
位置的に点火、火力調整もやりやすいです。
ジカロテーブルにもセットできた
「1ユニットブリッジ」を使用することで、ジカロテーブルにセットすることができました。
しかし、フラットバーナーは1ユニットブリッジにセット出来るとの説明は特にないため、シンデレラフィットしません。
上下左右に多少動きますが、落ちることはないので問題なく使用出来ます。
まとめ
無駄を排除したシンプルなデザインでいて高品質。
フラットバーナーはスノーピークの中でもコスパのいいキャンプギアです。
IGTを持っている方はもちろん、持っていない方でも使いやすいおすすめのバーナーです。
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