UCOキャンドルランタンはロウソクのゆらめく炎の温かい灯りが特徴的。1つサイトにあるだけで雰囲気最高。
癒し効果絶大です。
しかし、ロウが溶けて汚れるため定期的な手入れが必要です。
熱湯に浸してロウを溶かしウエスで拭くという作業をやらなくてはいけない訳ですが、これが意外と面倒。
手入れをすることで道具に愛着が沸き、大切に使用するということもありますが、手入れが必要な道具は他にもたくさんあるため少ないほうが負担が少なくて楽。
そんな方におすすめなのがオイルインサートを自作する方法。
UCOキャンドルランタンをランプ用オイルや灯油を使用したランタンに変身させます。
オイルインサートにすることで燃料のコスパも良くなります。
検索してみると様々な方法が紹介されていて、今回さっそくやってみました。
準備するもの
オイルインサートの作成に必要なものはこちら。
■S&Bさんしょうの粉
■ルナックスオイルランプ MGT-4
■SUPVOX 交換用グラスファイバーウィック(オイルランプ替え芯)
以上3点を使用します。
調べてみると使用するものが異なる他の方法もありましたが、この方法が一番簡単かつお金も掛からなそうです。
オイルインサート作り方
①S&Bさんしょうの粉を分解
S&Bさんしょうの粉の瓶の部分を使用します。
S&Bさんしょうの粉のサイズがジャスト。
他の調味料の瓶ではだめだそうです。
まずはキャップとパッケージを外し、中身を出します。
瓶の内側はさんしょうのカスが残っていると嫌なので綺麗に洗いました。
キャップは使用しないので捨ててOKです。
②オイルランプを分解
オイルランプは蓋を使用します。
ゴムパッキンでハマっているだけなので簡単に外すことができます。
ガラス部分は使用しません。
分解したさんしょうの粉の瓶とオイルランプの蓋を合体。
スーパーシンデレラフィット!!
これ発見した人天才すぎます。
しかしまだこの状態では未完成。
芯が短いので芯を交換する必要があります。
③新しい芯を入れる
芯は耐久力の優れたグラスファイバー。
そのままでは替え芯をオイルランプの蓋に通すのが難しいため、セロハンテープを使って通りやすくなるよう加工します。
先端をとがらせるようにセロハンテープを替え芯の末端に巻きます。
注意!!
ここで使用するセロハンテープはある程度の太さがないと、アロマオイルの蓋を貫通することができません。
私は幅18ミリのテープを使用しましたが、ギリギリでした。
18ミリが最低ラインと考えた方がいいです。
私は18ミリのセロハンテープを使って先端がほんの少し蓋から出るだけだったので、そこからペンチで先端を掴み引き抜きました。
無事に芯が通ったら、先端のセロハンテープを巻き付けた部分を切り落とし、芯の長さを調整します。
芯の交換が完了したら一度瓶にセットしてみます。
芯が瓶の底についていなかったら最後までオイルを吸うことができないため、芯の長さをチェックします。
かなり余裕をもった長さにしておけばミスがないと思います。
④オイルに浸す
芯にオイルを染み込ませるため、瓶にオイルを注ぎ放置。
30分程浸したら完成です。
芯がオイルを吸い上げ先端まで染みわたります。
燃料は灯油 or オイル
オイルランプの燃料には灯油かランプ用オイルどちらかを使用します。
灯油は手に入れやすくコスパ最強ですが、
私はススが出ないオイルランプ用オイルを使用しています。
ススが出ないのでテント内や室内でも使えておすすめです。
ユーカリ、ミント、天然ハーブ成分の入った防虫効果のあるオイルもあります。
私は蚊対策する際は、蚊取り線香と併用してこのオイルをランプに使用しています。
燃焼させるとほのかにミントの香りがします。
オイルインサートをセット
オイルインサートのセッティング方法はロウソクの場合と違いはありません。
左側から順にセットするだけでOK!
自作ですが既製品のようなクオリティー。
さんしょうの粉の瓶は透明のため、残量チェッカーからオイル残量が確認できるのもナイスです。
本体にセットしてみても、蓋が真鍮製のためまったく違和感がありません。
本当によくできています。
点火テスト
それでは実際に点火してみます。
点火方法もロウソクの場合と同じ。
ホヤ(ガラス)を下にスライドさせて火をつけます。
綺麗に炎が立ち上がりました。
安定して燃焼しています。
収納も問題なし!
オイルインサートでも全く問題なく収納可能です。
まとめ
オイルインサートのメリットは以下の通り
・燃料のコスパがいい
・ロウの汚れを気にする必要がない
・手入れが簡単
デメリットとしては燃料を入れたままでは燃料漏れの恐れがあるということ。
これはランタンとは別に燃料ボトルを携行することで解決できます。
オイルインサート化するとロウソクに比べてかなり使いやすくなるはずです。
ロウソクに特別こだわりがなければオイルインサートの自作はかなりおすすめです。